バーチャル思考実験室

基本的にTwitterに書き捨てたものを拾い上げて整理してます。

Vtuberアプリの先に何がある?

・あいさつ

どうも、久しぶりの記事更新になりますちゅんフレです。
近況報告をすると、アベンジャーズ インフィニティウォーを見て来ました。

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IRIAM公式ティザーより

・本題

いきなりですが、本題です。
先日、ミライアカリ、届木ウカ等が所属するVtuber事務所“ENTUM”の運営会社である株式会社DUOが「IRIAM(イリアム)」というバーチャル配信アプリ(?)のようなものの開発をしているという情報が公開されました。
panora.tokyo


アプリの詳しい内容は出ていませんが、私の想像ではモデルを動かす機能と配信機能を内包したものになるのではないかと思っています。

既存アプリで言うところのにじさんじ(アプリケーション名)とMirrativをひとつのアプリにまとめた感じでしょうか。

この情報公開を見てふと思ったことがあります。

このアプリって将来性あるの??



・アプリの将来性について

Vtuberが流行っている今だからこそ感じることかもしれませんが、にじさんじやホロライブ等のスマホで既存モデルを動かせるアプリって「Vtuberの真似事」をする分にはかなり手軽でいいと思います。
しかし、Live2dとFaceRigを使用してオリジナルモデルを持っているVtuberに比べたら、他者と同じ量産型のモデルを使用して自己のキャラクター性の確立ができるのでしょうか?

私はVtuberの「キャラクター設定を作って演じる」という側面には自身の持つオリジナリティが強く反映されると考えます。

そのオリジナリティが動画内容だったり設定の作り込みだったりによって確立されることもありますが、使用しているモデルが占める割合はけっして少なくないものです。

そもそも、こういったアプリを使う層は「Vtuberになりたい人々の層」ではなく、既存のネット人格を所有している人々の中で「Vtuber的なこと試しにやってみようという人々の層」だと思っています。

そういった人々は一過性の活動に過ぎず、自身の作ったキャラクターをロールプレイする層ではないです。

なので、今後そういったアプリそのものは、Vtuberが流行る前のFaceRigのような位置づけになっていくのではないでしょうか。

少なくとも、Vtuber活動のメインとしてこれらのアプリが使われることはあまりないのかなと考えています。

・まとめ

以上のようなことを考えた時に「Vtuberになれる!」という触れ込みは結構適当な売り文句だなぁと。

・追記

帰宅して記事を手直ししているときに書き忘れていたことがあったと気づいたので書いておきます。

今後このようなアプリがVtuber活動のメインとして扱われていくには、基礎のモデルがありつつ他者と被らないレベルのキャラメイクができる機能を搭載する必要があるのではないのかなと思います。
まぁつまりこういうことですよね
www.moguravr.com

・おわりに

今回の記事はスマホでチャチャッと書いたので、帰宅したらPCで細かいところ直したいと思います。
帰宅後速やかに追記と諸々の編集をしました。カスタムメイドについては自分が未プレイなのであまり言及できていません。

Vtuber界隈の流れが早すぎて、前回の記事から2週間しか経っていないのに随分長いこと書いてなかった気がしています。こわひ……

映画「レディ・プレイヤー1」がイマイチだった話

※ストーリーの根幹に関わるネタバレが無いように注意してはいますが保証は出来かねます※
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www.youtube.com

あいさつ

どうも、タイトルにもあるように映画「レディ・プレイヤー1」を公開日に見に行ったちゅんフレです。
映画はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース )シリーズを追っかけている程度でそれほど通ではありません。
VTuberからVR関連に興味が沸いて、今真剣にHTC VIVEとそれが動くPC環境を構築しようと考えていたので、ちょうど旬のVRゲームが舞台の映画「レディ・プレイヤー1」を見に行きました。

本題

結論から言うと、タイトルにもあるように「かなりイマイチな映画」でした。
何故イマイチだったかを要点を挙げて書いていこうと思います。

・現実世界と電脳世界の技術進歩の乖離

2045年の近未来が舞台ということで、技術力の向上によりVR機器が普及しそれぞれが個人アバターを持つ「オアシス」というゲーム世界中の人々がアクセスするような状況になっています。
ゲーム内ではアバターの装備を購入したり、プレイヤー同士が戦ってゲーム内通貨を奪ったり等ができるようになっています。
そんな進歩したVR空間に対して、VR周りの機器があまりにも進歩してなさすぎると感じました。
VR機器それぞれにユーザー登録とパスワードが設定されていたり、町中でHMDを装着しオンラインにつなげられたりといった普及に伴う進歩は見られました。
しかし、主人公がヒロインと無重力空間でダンスをするシーン浮遊感のフィードバックを行う装置の描写がありませんでした。
プレイヤーの周りにある機器はHMD手や指のトラッキングを行うためのグローブプレイヤーの動きに合わせて移動する床触覚のフィードバック兼トラッキングを行うスーツのようなものだけです。
リアルの意図しない動きがVR空間のアバターに反映される描写がありながら、崖から落ちそうになって崖際に掴まるなどの現実の動きで対応できない描写が多く入ってきたのもかなり気になりました。

・ゲームの設定が不透明

オアシスの中では主人公が敵勢力から狙われるという場面も多くあるのですが、ロビーのような場所なのにも関わらず普通に敵勢力から攻撃を受けるなどPVP禁止エリアが設定されていない状況がかなり不自然に感じました。
オアシスのアカウントは倒されるとデータが消し飛ぶということ、ゲーム内通貨で現実のものを購入できる、といった描写があるにもかかわらずいつでもPVPが可能というのはゲームの設定としてあまりにも杜撰じゃないですかね。

・テクノロジーの未説明部分

作品の中でHMDをつけた主人公アバターの姿で現実世界の空中にホログラム投影されるシーンがあるのですが、空中投影していることは近未来という説明で納得いきます。
しかし、主人公のつけているHMDに現実世界にいるアバターの視点がフィードバックされているにもかかわらず、アバターの視点位置にカメラの類が出てこなかった点にどうにもモヤモヤしてしまいました。



とりあえず、以上のようなメタ的なところが気になってあまり映画に入り込めなかった感じでした。
ただ、ストーリー的にはかなり面白く、CMでも度々流されていた多数のアバターが集まって戦うシーンはど迫力でよかったです。
映像作品としてゲーム内世界に着目して見ればかなり楽しめるんじゃないでしょうか。

おわりに

VR映画ということでバーチャルに関連すると思って勢いでブログ記事にしました。
Twitterでまとめるのが難しいと思ったのもあるんですけどね。
VTuber関連の記事は下書きどまりの奴がいくつかあるんですけれど、最近落ち着いてまとめる時間がないのでもう少し時間がかかりそうです。

にじさんじを取り巻く「叩かれやすい環境」について

※この記事はにじさんじグループに対する誹謗中傷や貶めることを目的に書いたものではありません※

・あいさつ

どうも、気候の変化が激しくて電気ヒーターと扇風機の共存する環境で生活しているちゅんフレです。
先日のENTUM設立の発表は驚きましたね。まさか個人勢と企業勢が共存する事務所を立ち上げるとは思いませんでした。


個人的には明らかに企業のついている猫宮ひなたちゃんの動向が気になるところです。


・本題

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にじさんじ公式アカウントより

本日(4月10日)発売のコンプティークにも一期生が取り上げられている「にじさんじ」の面々ですが、ほかのVTuberに比べて魂(中の人)特定プチ炎上案件などが多く、アンチも多い印象です。
(アンチ活動についてはこちらのYuukiyan様の記事で詳しい内容が書かれています。)

間違いなくグループ系VTuberのトップを走っている彼・彼女らの環境について、抱えている問題等を交えて私の考えを書いて行きたいと思います。


・企業産2Dモデルという足枷

多くの企業系VTuberがいる中で2Dをメインに扱っているのは彼・彼女らの特徴と言えるでしょう。
しかし、2Dモデルというのは3Dモデルに比べ技術的に劣っているという見方もされてしまいます。
二期生が早々に出てきて量産体制を築いているのも、手軽な技術という認識に拍車をかけているでしょう。


・月ノ美兎という起爆剤

にじさんじがグループとして急激に人気を伸ばしたのに、サブカルクソムカデ委員長こと「月ノ美兎」の存在が大きく影響していることは間違いないでしょう。
ニコニコウケした動画が話題になったあたりで委員長の存在を認知した私は、委員長に引っ張られて他のにじさんじメンバーに新規ファンがついていく様子をリアルタイムで見ていました。
JK組コラボやでろもいみと放送等のグールプ内コラボによって、委員長についたファンが別のメンバーにも流れていくというのはグループ活動をしている以上至極当然だと思います。


しかし、ファンからの期待値の高さゆえに、二期生が発表された直後から動画未投稿のYouTubeチャンネルの登録者数が3000人を超えるなどといったことが起きるようになりました。
当然二期生もオーディションを勝ち抜いて来ているので相応の努力はしているはずなのですが、外部からそういったことを見れない以上「苦労せずにじさんじブランドに乘って登録者数を増やした奴ら」という思いを抱える人も一定数いるわけです。


・総合した問題

上記2つを合わせると「手抜き2Dモデルの企業が月ノ美兎の人気にのっかって売り出した、特に努力もしてないのにファンがいる奴ら」という恨みたっぷりの目線で見ることができてしまいます。
これに少しでも引っかかる所のある人がいる中で騒動になるようなことを起こすと、当然燃え上がりますよね。
これがにじさんじを取り巻く「叩かれやすい環境」なのではないかと思います。


・おわりに

だからどうするといったこともないんですが、有名になれば疎む人は必ず出てくるので有名税みたいなものですよね。
今後にじさんじの三期生や四期生が出てくると、新規開拓をしている人たちもキャパオーバーになって人気の初速が尻すぼみになっていきそうな気もしますがどうなんでしょうか。
そういえば、ポツポツと書いていたら日付越えてしまいました。次に書きたい記事も決まっているので早めの更新を心がけていきたいです。

3Dモデルはただのアイコンへと変遷していくのか?

・あいさつ

どうも、記事を書きはじめたら委員長の公式ニコ生が始まって何を書こうとしていたかふっ飛びかけたちゅんフレです。
Twitterに感想とツッコミの間のようなものを連投してたと思います。
(たぶん生放送視聴に気力持っていかれて記事公開先伸びしてる気がする……)


・はじめに

※今回の記事は前記事に対して追記的な立ち位置の内容になっています
前記事↓

fley-kousatu.hatenablog.com


・概要

前回の記事作成を終えた時点でTwitterに書きたいことをポツポツ流してしまったのでこれらが今回の概要です。




・視聴者のVTuber化

上記のツイートにもあるように、ホロライブやにじさんじ等のアプリの普及によって既存モデルを手軽に動かせるような環境が手に入ると『VTuberの真似』をする人が多くでててくるようになるでしょう。
すると、既存モデルを使って遊んでいるような人達にとってのVTuber認識ラインが『ただ一般人がモデル動かしててもVTuberっていえなくない?』というところにスライドしてくると思います。
そこでVTuberとして『オリジナルモデルを持っていること』『キャラクターのロールプレイをしている』ということが認識ラインに乗るために必要になって来るでしょう。
次の段階として、ねこますさんが推しているように3Dモデルを用いた舞台はVRChatへ移ると思います。
視聴者層がそこまでついてくるかは実際の所不明ですが、VRChat内には『オリジナル3Dモデルを被りキャラクターのロールプレイをしていない人たち』が多くいます。
そこに視聴者視点を乗せてみるとYouTubeに動画を投稿しているか』『キャラクターのロールプレイをしているか』というのがVTuberとしての判断になってくるんじゃないでしょうか。
現状は動画投稿やロールプレイをしてなくとも3Dないしは2Dモデルの存在だけでVTuberの認識ラインに乗れていますが、順を追って考えていたときやはりそれは難しくなっていくでしょう。
VRChatがSNSのスタンダードになる未来が来たとき、3DモデルはTwitterにおけるアイコン絵のようなの扱いになるのではないでしょうか。
これが3Dモデルがアイコンへ変遷していくという考えです。



まとめ

今回の内容は遥か遠い未来を夢想して考えた内容なので、VRChatがSNSのスタンダードになる時代は来ないかもしれないし、視聴者はいつまでもVRChatを生放送や動画の窓越しに眺めているだけなのかもしれないです。
ただ、皆が知らないだけでVR機器がなくてもVRChatに入って遊ぶことはできますし、意外とハードルは高くないかもですよ。

VTuberと魂(中の人)は同一存在たり得るのか?

・あいさつ

どうも、座椅子の痛みが酷かったので新しいやつに変えたちゅんフレです。
近所のニトリで安く売ってたやつを買ったんですが、座り心地が良すぎて襲い来る眠気と闘いながらYouTubeライブのアーカイブを見る日々を過ごしています。
(この記事から書き方をVTuberに統一します。)


ファミ通Appの特集記事

3月30日に発売したファミ通Appシロちゃんのインタビューとグラビアが載っていることは皆さんご存知ですか?
app.famitsu.com

シロ組である私は当然すぐに買いに行きました。
インタビューとグラビアについての感想は「シロちゃんかわいいなぁ」とか「シロちゃんに殴られたいなぁ」とかいろいろあるんですが。
それよりも、告知なしにシロちゃんの次のページに載せられていたねこますさんのインタビュー記事が衝撃的でした。
というのも、インタビューが「ねこますさんには中の人がいるという設定で大丈夫ですか?」「はい大丈夫です(笑)」というやり取りから始まったんですね。(やり取りは結構意訳して書いています)


・VTuber中の人問題

というわけで、とてつもなくスムーズに本題へ持ってきました。
これがブログ慣れですかね(通算2記事目)
それはともかく、ねこますさんが中の人の存在を認めているVTuberというポジションにあるのは、他のVTuberと成り立ちが違うからだと思うんですよね。
具体的にいうと、他のVTubetの方々『VTuberになるために生まれたインターネット人格』であるのに対してねこますさん『既存のインターネット人格が3Dモデルを動かしている』という状態にあるんだと思います。
早々に記事タイトルの結論を出してしまいますが、それぞれのスタンスによってVTuberと魂は別であるとも同じであるともいえるんじゃないでしょうか。
そういえばカナタヒカリさんが似たようなVTuberと魂についての動画を上げていましたね。
www.youtube.com


・新人VTuber達の抱える問題

今起きているVTuber参入ブームの多くの新人たちは『VTuberになるための新しいインターネット人格』を作っていると思われます。
何故、彼・彼女らが既存のインターネット人格で活動しないのかというと、前回の記事でも言及した『キャラクター設定』を付けられなくなるからです。
fley-kousatu.hatenablog.com

VTuberの本質は『インターネット人格のロールプレイ』になると思うんですが、同時に『ロールプレイしていることを公にしてはならない』という制約的な側面も持っています。
そして、この『VTuberになるために生まれたインターネット人格』という特性上、Twitterにアカウントを作成した段階でVTuberコンテンツを提供する側を名乗れるという状態になっています。

ただ『ロールプレイをしながらTwitterをやっている』という状態って、既存のコンテンツでいうところの『うちのこなりきりアカウント』とほぼ同じなんです。

しかし「なりきりアカウント」と決定的に違うのは、既存のインターネット人格を持っていなかった新人VTuber達がロールプレイの自覚を持たないままVTuberになり、本来ならばタブーとされるリアルの話(学校や仕事についてなど)をバンバンに出してきているケースがあるということです。
前回の記事で書いたように、3要素のうちひとつが欠落していてもVTuberという認識の上に乗ることは出来ます。

しかし、多くのVTuber達は「D事件」に代表されるように、設定をなきものとされることを嫌っていると思われます。
『設定を持っているVTuberがTwitter上でのロールプレイを徹底できていない』これが新人VTuber達(の中でもごく一部ですが)の抱えている問題ではないでしょうか。

(※ツイートのスタンスを押し付けるのが良くないということは分かっていますが『コンテンツ提供者として誕生したアカウント』である以上、プロデューサという立場を取るなどして別のアカウントを使った方がいいんじゃないかなーという話です。)


・最後に

今回の記事は、ふと思いついた1つ1つの細かい理論をつぎはぎにして並べたものなのでタイトルと結論の位置がめちゃくちゃになってしまいました。
もう1つ今回の記事内容と関連した理論があったのですが、出し損ねてしまったので次回の記事に書きたいと思います。
(今回もまた4日かかってしまった。。。)

増えゆくバーチャルYouTuberを整理しよう

・あいさつ

どうも、初めまして。
ちゅんフレと申します。
いつもはTwitterバーチャルYouTuberについて長文ツイートを垂れ流しているんですが、あまりにも壁打ちの乱文だったので「思考整理も兼ねてブログにまとめるか。」と思ってブログ始めました。
ちなみにTwitterはこれです。
twitter.com

バーチャルYouTuberブーム

世間ではバーチャルYouTuberの波がここ4か月ほどで一気に押し寄せてきましたが、御多分に漏れず私も波の中を泳いでいます。シロ組長にパイーンされたい

ユーザーローカルのランキングによると、バーチャルYouTuberが1000人を突破したのもつかの間、既に1200人を越えているみたいですね。(2018年3月31日時点)
panora.tokyo

正直バーチャルYouTuber名乗った者勝ち」みたいな環境になっている気がしなくもありません。
(それが一概に悪いこととは言えないですけど)

総数が増えて多様化したことによってバーチャルYoutuberとして認める・認めない」という話題について、某掲示板やTwitter上でも頻繁に議論になっています。

・この話題について

バーチャルYoutuberの定義からアプローチをする考察もできるのですが、それはこちらのすら様の記事が完成度高く作られているので
bluesura.hatenablog.com
私は視聴者目線に立ったバーチャルYoutuberの認識についての考察を書きたいと思います。

~ここから本題~

バーチャルYouTuberのどこを見るか

 バーチャルYouTuberを考察するときに彼・彼女らのどこを見るかという話です。
 私は以下の3つを見て考察しようと試みています。
 ・モデル
 ・音声
 ・設定

モデルについて

今、バーチャルYouTuberのモデルの主流は3Dモデルをモーションキャプチャー等で動かす方式と、2DモデルをLive2DやFaceRig等で動かす方式の2つに大別できると思います。
一枚絵や虚無系(モデルなし)のバーチャルYouTuberもいるにはいますが、ごく少数派で、主流とはいえないのでそれらからはとりあえず目をそむけることにします。

3Dモデルと2Dモデルの議論については各利点・欠点を並べて話をすると記事が収まらないので、視聴者目線からの意見「3Dの方がよりバーチャル感が高く感じられるような気がする。」とでもしておきましょうか。(※2Dモデルがダメだと言っているわけではありません)

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初心者が作った非常にわかりやすい図

音声について

バーチャルYouTuberの動画に必ずついてくる音声ですが、こちらは主に肉声合成音声(打ち込み)かに大別できるでしょう。
字幕のみで進行するバーチャルYouTuberも存在すると風のうわさに聞きましたが、こちらも主流とは言えないので目をそむけます。

肉声の中にもボイスチェンジを用いたものがあったり、合成音声の中にも肉声による音声認識から声を出してる方もいるため、やや連続的な区分になります。
視聴者目線からは肉声の方がよりYouTuber的で、合成音声の方がより機械的(バーチャル的)であると感じています。

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はちゃめちゃにわかりやすい図

設定について

モデルに基づくキャラクター設定(AI、アンドロイド、魔王、忍者、等々)や世界観設定(電脳空間、バーチャル日本、異世界、等々)があるかどうかという事です。
別の側面から見ると「設定がある」≒「そのキャラクターをRP(ロールプレイ)している」という考え方もできます。
では、設定がないバーチャルYouTuberとは?という話なんですけど

ねこますさん(バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん)
www.youtube.com

さはなさん
www.youtube.com
あたりがそうではないかなと思っています。
設定を持たないバーチャルYouTuberの方々は、メタ的な視点を自然に持っていて「中の人」や技術的な面について言及できるのが特徴的だといえます。

この3つから何を言いたいのか

上記3要素をまとめた図がこれです。

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完璧にまとまったとてもいい図
この図の右の要素が多いほど「文句なしのバーチャルYouTuberとして認められやすいんじゃないか。
そして、この3要素のうち1つでも右の要素を満たしているというのが「最低限バーチャルYouTuberという線引きなんじゃないか。
というのが私の総合的な考えです。

全て左の要素を満たしているとどうなるかというと







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2DのバーチャルYouTuberをゆっくり実況文化の延長に置くという考え方もなくはないのかなと。

最後に

初めての記事でかきなれていないので、誤字脱字や誤用等あったらTwitterの方かコメントで書き込んでいただきたいです。

バーチャルYouTuberについて書きたいネタはまだいくつかあるので、ちまちま更新していきたいと思います。
この記事書くのに4日かかったのでもう少しコンスタントに書きたい