バーチャル思考実験室

基本的にTwitterに書き捨てたものを拾い上げて整理してます。

VTuberと魂(中の人)は同一存在たり得るのか?

・あいさつ

どうも、座椅子の痛みが酷かったので新しいやつに変えたちゅんフレです。
近所のニトリで安く売ってたやつを買ったんですが、座り心地が良すぎて襲い来る眠気と闘いながらYouTubeライブのアーカイブを見る日々を過ごしています。
(この記事から書き方をVTuberに統一します。)


ファミ通Appの特集記事

3月30日に発売したファミ通Appシロちゃんのインタビューとグラビアが載っていることは皆さんご存知ですか?
app.famitsu.com

シロ組である私は当然すぐに買いに行きました。
インタビューとグラビアについての感想は「シロちゃんかわいいなぁ」とか「シロちゃんに殴られたいなぁ」とかいろいろあるんですが。
それよりも、告知なしにシロちゃんの次のページに載せられていたねこますさんのインタビュー記事が衝撃的でした。
というのも、インタビューが「ねこますさんには中の人がいるという設定で大丈夫ですか?」「はい大丈夫です(笑)」というやり取りから始まったんですね。(やり取りは結構意訳して書いています)


・VTuber中の人問題

というわけで、とてつもなくスムーズに本題へ持ってきました。
これがブログ慣れですかね(通算2記事目)
それはともかく、ねこますさんが中の人の存在を認めているVTuberというポジションにあるのは、他のVTuberと成り立ちが違うからだと思うんですよね。
具体的にいうと、他のVTubetの方々『VTuberになるために生まれたインターネット人格』であるのに対してねこますさん『既存のインターネット人格が3Dモデルを動かしている』という状態にあるんだと思います。
早々に記事タイトルの結論を出してしまいますが、それぞれのスタンスによってVTuberと魂は別であるとも同じであるともいえるんじゃないでしょうか。
そういえばカナタヒカリさんが似たようなVTuberと魂についての動画を上げていましたね。
www.youtube.com


・新人VTuber達の抱える問題

今起きているVTuber参入ブームの多くの新人たちは『VTuberになるための新しいインターネット人格』を作っていると思われます。
何故、彼・彼女らが既存のインターネット人格で活動しないのかというと、前回の記事でも言及した『キャラクター設定』を付けられなくなるからです。
fley-kousatu.hatenablog.com

VTuberの本質は『インターネット人格のロールプレイ』になると思うんですが、同時に『ロールプレイしていることを公にしてはならない』という制約的な側面も持っています。
そして、この『VTuberになるために生まれたインターネット人格』という特性上、Twitterにアカウントを作成した段階でVTuberコンテンツを提供する側を名乗れるという状態になっています。

ただ『ロールプレイをしながらTwitterをやっている』という状態って、既存のコンテンツでいうところの『うちのこなりきりアカウント』とほぼ同じなんです。

しかし「なりきりアカウント」と決定的に違うのは、既存のインターネット人格を持っていなかった新人VTuber達がロールプレイの自覚を持たないままVTuberになり、本来ならばタブーとされるリアルの話(学校や仕事についてなど)をバンバンに出してきているケースがあるということです。
前回の記事で書いたように、3要素のうちひとつが欠落していてもVTuberという認識の上に乗ることは出来ます。

しかし、多くのVTuber達は「D事件」に代表されるように、設定をなきものとされることを嫌っていると思われます。
『設定を持っているVTuberがTwitter上でのロールプレイを徹底できていない』これが新人VTuber達(の中でもごく一部ですが)の抱えている問題ではないでしょうか。

(※ツイートのスタンスを押し付けるのが良くないということは分かっていますが『コンテンツ提供者として誕生したアカウント』である以上、プロデューサという立場を取るなどして別のアカウントを使った方がいいんじゃないかなーという話です。)


・最後に

今回の記事は、ふと思いついた1つ1つの細かい理論をつぎはぎにして並べたものなのでタイトルと結論の位置がめちゃくちゃになってしまいました。
もう1つ今回の記事内容と関連した理論があったのですが、出し損ねてしまったので次回の記事に書きたいと思います。
(今回もまた4日かかってしまった。。。)