※ストーリーの根幹に関わるネタバレが無いように注意してはいますが保証は出来かねます※
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あいさつ
どうも、タイトルにもあるように映画「レディ・プレイヤー1」を公開日に見に行ったちゅんフレです。
映画はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース )シリーズを追っかけている程度でそれほど通ではありません。
VTuberからVR関連に興味が沸いて、今真剣にHTC VIVEとそれが動くPC環境を構築しようと考えていたので、ちょうど旬のVRゲームが舞台の映画「レディ・プレイヤー1」を見に行きました。
本題
結論から言うと、タイトルにもあるように「かなりイマイチな映画」でした。
何故イマイチだったかを要点を挙げて書いていこうと思います。
・現実世界と電脳世界の技術進歩の乖離
2045年の近未来が舞台ということで、技術力の向上によりVR機器が普及しそれぞれが個人アバターを持つ「オアシス」というゲームに世界中の人々がアクセスするような状況になっています。
ゲーム内ではアバターの装備を購入したり、プレイヤー同士が戦ってゲーム内通貨を奪ったり等ができるようになっています。
そんな進歩したVR空間に対して、VR周りの機器があまりにも進歩してなさすぎると感じました。
VR機器それぞれにユーザー登録とパスワードが設定されていたり、町中でHMDを装着しオンラインにつなげられたりといった普及に伴う進歩は見られました。
しかし、主人公がヒロインと無重力空間でダンスをするシーンで浮遊感のフィードバックを行う装置の描写がありませんでした。
プレイヤーの周りにある機器はHMD、手や指のトラッキングを行うためのグローブ、プレイヤーの動きに合わせて移動する床、触覚のフィードバック兼トラッキングを行うスーツのようなものだけです。
リアルの意図しない動きがVR空間のアバターに反映される描写がありながら、崖から落ちそうになって崖際に掴まるなどの現実の動きで対応できない描写が多く入ってきたのもかなり気になりました。
・ゲームの設定が不透明
オアシスの中では主人公が敵勢力から狙われるという場面も多くあるのですが、ロビーのような場所なのにも関わらず普通に敵勢力から攻撃を受けるなどPVP禁止エリアが設定されていない状況がかなり不自然に感じました。
オアシスのアカウントは倒されるとデータが消し飛ぶということ、ゲーム内通貨で現実のものを購入できる、といった描写があるにもかかわらずいつでもPVPが可能というのはゲームの設定としてあまりにも杜撰じゃないですかね。
・テクノロジーの未説明部分
作品の中でHMDをつけた主人公がアバターの姿で現実世界の空中にホログラム投影されるシーンがあるのですが、空中投影していることは近未来という説明で納得いきます。
しかし、主人公のつけているHMDに現実世界にいるアバターの視点がフィードバックされているにもかかわらず、アバターの視点位置にカメラの類が出てこなかった点にどうにもモヤモヤしてしまいました。
とりあえず、以上のようなメタ的なところが気になってあまり映画に入り込めなかった感じでした。
ただ、ストーリー的にはかなり面白く、CMでも度々流されていた多数のアバターが集まって戦うシーンはど迫力でよかったです。
映像作品としてゲーム内世界に着目して見ればかなり楽しめるんじゃないでしょうか。
おわりに
VR映画ということでバーチャルに関連すると思って勢いでブログ記事にしました。
Twitterでまとめるのが難しいと思ったのもあるんですけどね。
VTuber関連の記事は下書きどまりの奴がいくつかあるんですけれど、最近落ち着いてまとめる時間がないのでもう少し時間がかかりそうです。